育毛剤に配合されている成分は、効果を発揮するために必要不可欠であるためです。また、配合されている成分は安全性にも関係します。

血行促進効果がある成分

  • 塩化カルプロニウム

局所血管拡張作用があり血流の流れを促進する医療用医薬品です。元々は胃腸薬、胃下垂治療薬として使用されています。皮膚科で医療用脱毛治療として処方される「フロジン液」には塩化カルプロニウムが5%配合されています。ミノキシジルとならぶ代表的な育毛成分といえるでしょう。

  • 苦参(クジン)エキス

マメ科植物のクララ(漢方薬名:苦参(クジン))の根から抽出されるエキス。苦味成分が毛根を刺激し、血行促進効果が働く。また、抗菌作用もあるため、フケや痒みの抑制にも効果的である。

毛母細胞活性化効果がある成分

  • 塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)

新陳代謝を活性化させる働きがあり、毛簿細胞の細胞分裂を促進させます。皮脂の分泌をコントロールするためフケやかゆみ、炎症の抑制効果もあります。サケ、マグロ、ナッツ、肉類、バナナなどに多く含まれています。

  • ミオトギリソウエキス

オトギリソウ科植物のオトギリソウから抽出されるエキス。含まれるアスチルビンに毛母細胞の増殖効果があると言われています。

  • ペンタデカン酸グリセリド

休止期の毛乳頭に栄養を供給することで毛母細胞の活性化を促す。ヘアサイクルの休止期を短くして早めに成長期へ移行させようということです。

脂質除去効果がある成分

  • ビタミンB6

頭皮の皮脂の分泌を調節する働きがあり、髪の毛の健康状態をコントロールしています。新陳代謝を活性化させる働きがあり、毛簿細胞の細胞分裂を促進させます。サケ、マグロ、ナッツ、肉類、バナナなどに多く含まれます。

頭皮の炎症抑制効果がある成分

  • グリチルリチン酸ジカリウム

マメ科植物の甘草(かんそう)の根から抽出されるエキス。抗炎症、抗アレルギー作用があるため、炎症、痒みの抑制効果があります。

  • β-グリチルレチン酸

抗炎症、抗アレルギー作用があります。スキンケア用品や化粧品などにも用いられます。

保湿効果がある成分

  • アルテア抽出液

アオイ科植物のビロウドアオイの根、葉から抽出されるエキス。水分保持力の高い多糖類を含んでいるため保湿効果あります。肌に優しく毛用品などにも配合されています。

  • アロエ抽出液

ユリ科植物のアロエの葉や葉汁から抽出されるエキス。保湿効果が高く化粧品にも使用されます。アロエに含まれるアロインは5αリダクターゼを抑制する働きも期待できます。